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シナの“内戦”による崩壊は近いのか・・・

長谷川慶太郎氏著「2014年~世界の真実」より転載

「近い将来、中国で内戦が起こる」

もはや中国で混乱が起こるであろう」といっていられる
時期は終わった。現実にいま、混乱が進行している。

中国が崩壊するシナリオとして、一つはデモや暴動と
軍が結びつくことが挙げられる。デモや暴動に参加する
人たちと人民解放軍は反改革開放路線で一致している。
双方が手を組めば、警察ではどうにもならない。

だが、最も確率の高いシナリオ内戦による崩壊である。
中国の人民解放軍は陸軍が中心であり、陸軍は七つの
大軍区に分かれている。瀋陽軍区、北京軍区(注1)、
済南軍区(注2)、南京軍区(注3)、広州軍区(注4)、
成都軍区、蘭州軍区(注5)だ。この七つの大軍区
それぞれ一定の独立性をもって、軍事行政もやり、
また国防体制を維持しているが、前述したように
瀋陽軍区が突出した存在である。
シナの“内戦”による崩壊は近いのか・・・

その瀋陽軍区がコントロールしている北朝鮮がいよいよ
おかしくなった
ということは、瀋陽軍区が北朝鮮を使って
北京の中央政府に対して反旗を翻すほうに動いている
ことだ。
北朝鮮が核兵器開発に成功し、瀋陽軍区が
その核兵器を握れば、これにかなう軍事力は中国国内
にない。そのとき瀋陽軍区共産党に対して反乱を
起こす第一号となり、それが決定的に人民解放軍の
崩壊へとつながる。


反乱を起こした瀋陽軍区は東北三省を独立させるだろう。
東北三省だけで人口が二億人を超えるから大国である。
十分にやっていける。

東北三省が独立したとき、瀋陽軍区の独立を見た他の
大軍区の幹部が指をくわえているか。北京軍区は別として、
済南軍区も南京軍区も広州軍区も成都軍区も蘭州軍区も、
負けていられないとばかりに、みんな一斉に独立宣言
するに違いない。ここに、1920年代の初めに軍閥が割拠
したのと同じ状態が復活する。

軍閥の体質はそのまま人民解放軍に残っているから、
あのときもそうだったように大軍区同士が領土争い
始める。すなわち内戦である。


最終的には中華人民共和国崩壊して、中華民国連邦
になると私は推測している。その際に、どの大軍区が一番
強力な発言権をもってイニシアチブを握るか。
これをめぐっての争いもあるだろう。共産党がなくなって
しまえば、困ったことに国内をコントロールする力はどこにも
存在しないのだ。

これが日本の隣国で起ころうとしている。しかも、極めて
近い将来にあり得る。
15年も20年も先のことではない。

中国が内戦に陥ったとき、日本にとって大事なことが二つ
ある。
第一に、中国の内戦に日本は一切、関与しないことだ。
第二に、それぞれの大軍区が七つの独立国になったら、
みんな、日本にミッションを出して、「わが国に進出して
ください。わが国を助けてください。この資源はこれこれの
条件で差し上げます」
と、おいしい話がいっぱい来るのは
目に見えているが、そういう話に耳を貸さないことだ。

なぜか。われわれは1937年から45年までの日中戦争を
忘れたのかということである。それを繰り返すなどという、
バカなことをしてはならない。だから、どんなことがあっても
中国内戦に関わってはいけないし、独立した国とも
関係をもってはいけない。

シナの“内戦”による崩壊は近いのか・・・
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長谷川氏はこの本の中でも触れておられますが、シナに
居る日本人の生命が脅かされることを心配されています。

現在、シナには13万人以上の日本人が暮らしていますが、
暴動や内戦によって殺される危険が十分に考えられる
状況なのに、問題は法律上、自衛隊が救出に行くことが
出来ないということです。

1985年のイラン・イラク戦争でイラン領に取り残された
日本人を、憲法違反になるからと救出しようとしなかった
日本政府、労働組合の反対で救援機を飛ばせなかった
日本航空・・・あんな酷いことを繰り返してはいけませんし
シナに家族が居る日本人は、コトが起きる前に、シナを
脱出出来るように連絡を取り合い、今から準備をしておく
必要があるでしょう。

これからシナへ販路拡大!?いい加減にしなさい!!

  シナの“内戦”による崩壊は近いのか・・・

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2013年12月21日 06:18
この記事へのコメント
静かに静かに始まってます。
アメリカが天安門の一派に援助しているそうで反中共が立ち上げたそうですから来年かアメリカが韓国から撤退した頃迄が時期なんではないでしょうか。
亜細亜が静かになりますね。
Posted by なにわ爺 at 2013年12月21日 07:32
なにわ爺さん おはようございます。

2015年は「動乱」の年になるかもしれませんね。
韓国がシナに呑込まれては、北朝鮮の存在意義が
無くなりますから、北とシナ瀋陽軍区が共謀して
北京政府に反旗を翻すという、長谷川慶太郎氏の説も
現実味を帯びてきますし、シナ国内の不満もピークに
達し、習近平の政治手腕に対する失望もあって、
各地で軍閥が蜂起するような事態が、起るかもしれません。

まあ日本としては経済的影響を最小限に抑えること
だけを考えて、シナの分裂・内戦などには一切拘わる
ことが無いようにしてほしいですね。
Posted by じんじん618じんじん618 at 2013年12月22日 07:15
 
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