イオンの中国産米混入問題に思うこと

じんじん618

2013年10月13日 06:18

流通大手イオンが昨年12月~今年9月上旬、西日本を中心に
2府21県のイオンやダイエーなど674店で「国産米使用」
表示して売った弁当やおにぎりに、多量の中国産米が混入
していたことがわかりました。

フジパン側2社によると、一部の工場に農水省東海農政局の
検査が入ったため、三瀧商事に問い合わせた。その際、昨年
12月1日~今年9月3日の9ヶ月間に納めたコメ825トンのうち、
約4割が中国産だったと説明があったという。

産地証明書には「愛知産」と記載されていたということらしく、
フジパン側2社は意図的に混入したものとみている。

中国産米が混入した商品は弁当112種類、おにぎり35種類。
イオンのプライベートブランドである「トップバリュ」商品も含まれ、
計約1500万個に上るそうで、北陸、中部、東海、関西、中国、
四国地方の2府21県にあるイオンやダイエー、マックスバリュ、
KOHYO、などで売られたとのことです。


週刊文春に『中国猛毒米』偽装イオンの大罪を暴く」と書かれ、
イオンは謝罪どころか、自分たちは被害者だと言わんばかりの
対応ですが、皆さんよく考えてみて下さい。

検査態勢が機能せず偽装を見抜けなかった ですと?

安心・安全は「誰か」に任せられません。
だから、トップバリュの商品は
そこに、製造メーカーではなく、
「イオン」の名前を記します。
それはその商品の品質について、
「イオン」が100%
責任を持ちますという約束です。


ならば、これはまったくの偽りの宣伝広告だということですね。
私はもともとイオンなど信用していませんでしたが、今回の
騒動で、「やはりそうか」としか思いませんでした。

イオンの岡田元也前社長は2010年に「現在8割を占める中国
からの商品調達率を早期に半分以下に落としたい」 と発言
してましたから、現在この比率がどれくらい下がったかは知り
ませんが、その一部は産地偽装で国産品として売られている
可能性があると思いますね。

まったく消費者をバカにしているのではないでしょうか。

安心安全を売りにするなら、イオンでも実際やってたように、
生産者名や原材料の産地、製造メーカー記載しなさいよ!


それに安心安全を考えるなら、シナ韓国という選択は無い!

週刊文春を訴える手続きを取るとか言ってますが、そんなこと
より、消費者へのお詫びや安全性についての説明、そして
「トップバリュー」の誇大広告についてのお詫びをすることが、
先だと思いますがね。

私が経営者なら「トップバリュー」ブランドは当面販売中止

今回のこの事件への対応次第によっては、イオンといえども
会社が傾く危険性を孕んでいることを、経営陣は自覚出来て
いるのでしょうかね。

消費者はそんなにバカではないと思うんですけど・・・
298円の弁当では、国産米を使用して利益を出すことは
無理ということも私たちは学習しなくてはいけませんね。


    

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