「シナと融和すべきでない」 ケビン・メア氏

じんじん618

2013年12月06日 06:18

「シナによる防空識別圏の設定は挑発的であり、傲慢だ。
人民解放軍から出た考えだろう。」 とは沖縄県民にも
馴染みの深いケビン・メア元米国務省日本部長の言葉
であります。

ケビン・メア氏によれば、「シナは日本を攻撃するつもりは
無いだろうが、日本を威嚇できれば東シナ海の覇権という
目標を達成できる
と思っており、だからこそ米国も日本も
絶対にシナと融和すべきでない。日本はハッキリと、
シナの脅威に対処する覚悟があると示す必要がある」
とおっしゃっているそうです。


「米政府では直ちにケリー国務長官やヘーゲル国防長官
らが一斉に非難し、B52爆撃機も防空識別圏を飛行した。
シナは恐らく、そうした米政府の対応を予想しておらず、
誤算だったに違いない。これは臆測だがシナは、最近
オバマ政権は弱くなったからあまり反発しないだろう、
と思っていたかもしれない。」
とも語っていたそうですね。

米政府は、尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用
対象であり、日本の施政下にある尖閣諸島の現状を、
シナが一方的に変更しようとすれば反対するということを、
今回のようにシナにハッキリわからせる必要があります。

メア氏は、「日米共同で中国に対処する覚悟があるか、
日米安保体制を試しており、どのくらいまで日米を押せる
のかということを確めるために、防空識別圏も設定した。」

という見方をされており、「今回素早い対応でシナを封じた
ことは大変良かったが、今後もことある度に日米が一緒に
対処するのは当たり前であり、そうしなければ、米国は
信頼を失い、日本との同盟ばかりでなく、米国のすべての
同盟関係が駄目になる。」
との考えを語ったとのこと。

何しろ鳩山政権から始まった民主党時代にぶちこわして
くれた日米関係が、ようやくマトモに機能するまでに回復
したことが、何よりも幸いでありましょう。

日本が自主防衛できる国になるまでは、国民を守るために
日米同盟は不可欠であり、アメリカとの信頼関係を維持する
ことは重要です。しかしあくまでも“自分の国は自分で守る”
ことが最終目的であることを、私たちは絶対に忘れては
ならないのであります。

アメリカも自らの国を守るためにやっているワケですから・・・


     

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